【白内障手術当日の話】白内障は20分間の手術でも始まるまでは長い

点滴

いよいよ白内障手術当日。簡単な手術だとはいえ、少し緊張します。
麻酔のことについても気になります。

今日は一人で、タクシーで病院に向かいました。付き添いの人は来ても居場所がないからです。
手術の日の午後は、病院は閉まってしまうので、待合室には基本的には入れません。
なので妻は自宅で待っていることになったわけです。

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午前中は、手術前の検査と診察。今日のお医者さんはとても優しい。

午前10時にC眼科に行って受け付け。いつもと同じように視力検査や機械で目の検査です。

今日手術する人も同じ時間に何人か来てるのでしょう。
何人手術するのでしょうか。

受付のお姉さんが、「今日は手術ですね」と言った人たちはそうですよね。
周りが気になります。

そうこうしているうちに診察の順番になりました。

先生に診てもらうと、
「かなり白内障が進行していますね。今日手術にしておいてよかったですよ!」
と話してくれました。なんだかいつもより口調が優しくて、手術に対して安心できるようなことを言ってくれます。

そりゃあ手術当日になって患者さんが不安になることは言いませんよね。麻酔の注射は痛いですよ、とか。

そして、診察した時の目の写真を見せてもらいました。

今までもこの写真は見せてもらっていましたが、実は正直言って、目のどの方向から撮っている写真なのかわからなかったのです。なんか自分の目ではないような小さな白い球が真ん中に写っています。

でもこの写真、手術の後に撮ったものを見せてもらうと、何の写真なのか、どの方向から撮った写真なのかはっきりわかりました。ほんとに目の瞳孔の黒い部分の写真だったのです。
このことについては、手術の後の話の中で。

手術までは病室で待機。始まるまではだいぶ時間があります。

診察後は、病室に移動です。
いちおう「日帰り入院」ということですが、「入院」であることがあとで保険関係の請求をするときに重要でした。

外靴からスリッパにはき替えて、一番奥の病室に案内されました。
廊下を歩きながら他の病室を見ると、たいていは1人部屋です。人数を数えてみると一番奥の病室にたどり着くまでに6人ほどの名前が書いてありました。

私が入った病室は私ともう一人の名前が書いてあり、ベッドが2つありました。
つまり相部屋だということです。

病室に入って案内の看護師さんから手術後の話や今日の過ごし方、これから数日間の過ごし方、入浴についてなど詳しい説明を受けて、少し早いですが、お昼を食べて待機していてくださいということでした。

手術の順番は、わたしは4番目だそうです。大体の開始予定時間も言われました。2時30分頃だったかな。手術室は私の病室のすぐ向かい側にありました。

病室に入って午前11時過ぎ。手術着に着替えて昼食を食べました。
当日の服装は、下は普通のズボンでよく、上は胸が開く服装でということでした。
心電図を取りながら手術するので、胸に吸盤をつけるのでしょう。

なのでそれに支障のない下着であれば大丈夫ということでした。
ズボンはそのままはいていていいそうです。

そのうち、相部屋の人も病室に来ましたが、手術前ということもあってあまり会話がはずむこともなく、少し眠ったり、スマホを見たりしながら過ごしていました。

看護師さんが来て、いよいよ手術にむけての準備が始まりました。

手術前の決まった時間になると、看護師さんがやってきて、腕に点滴の針を刺していき、あとは15分毎だったか目薬を差しに来ましたよ。

目薬は何種類かあるようで、看護師さんが間違えないようにちゃんとつけてくれます。
手術開始の時間に合わせて目薬も差すので、前の手術の進行状況で目薬の時間も調整しなければならないようでした。

相部屋の人は私の前の順番である3番目のようです。なので目薬の進行はそちらの人の方が少し早めです。

じつは、1,2番目の手術が長引いたのか、あるいは午前中の通常の診療が混んでいたのか、手術の開始時間はかなり遅れました。30分以上は遅れたと思います。でも点滴の交換と目薬の時間は看護師さんがしっかり管理してくれました。

このころには相部屋の人とは少し打ち解けて話をしていましたよ。

さて、3番目の順番である相部屋の人が呼ばれて手術室に向かいました。
次は私の番です。

つづく

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点滴

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