59歳のときに白内障の手術をすることにしました。といっても予約です。実際はその半年後に手術します。
手術がどういうものであるかは、手術経験がある父や周囲の人から聞いていましたが、結構高齢者の人でした。
ところが最近では40代と50代の女性で手術を経験したという人から2人も話を聞いたりして、そんなに高齢になっていなくても白内障の手術をする人が増えていることがわかりました。
前回の記事はこちら
紹介状を持ってC眼科へ行ってみたら・・・
C眼科はとても人気のある病院で、午前も午後も患者さんで超満員です。診察する先生は1人だけです。
なので、検査をして診察が終わるまで結構時間がかかります。
まずは視力検査や眼圧検査です。
視力検査をしたところ、照明が結構明るいためか、いつもよりすこし見えるようでした。
そのあと診察です。お医者さんは紹介状を読んでから私の視力の結果を見て、
「ふつうはもっと見えなくなってから手術するんですけどねえ」
なんて言うんです。
そしていきなり、
「いまからだと2カ月先のこの日ですね。どうしますか?」
ちょっとびっくりしました。
手術は日帰りだと聞いてはいましたが、片目はしばらく見えなくなるのでしょうし、仕事の関係もあります。いきなり初診の日に手術日を決めようとするなんて、ホントにいきなりすぎる・・・。
「仕事の日程もあるので、手術をいつするかもう少し検討したいのですが。」
「手術の後は1週間仕事は休んでもらいますよ。入院はしなくてもいいですが、1週間自宅療養になります。年末年始は病院も休みなのでその前後は手術ができる日はありませんよ。」
C眼科は、「手術の曜日」が決まっていて、1週間に1日だけ。その日の午後だけなのです。
これは全く考えていない予定外のことでした。1週間休まなくてはならないなんて・・・
しかも自分の都合で手術日を決めることはできない。う~ん困った。
さらにお医者さんの口調はちょっと厳しめ。もっと見えなくなってから手術するのだという反面、手術するなら早く決めてほしいといったような感じ。
どうしようかな。迷っちゃうな・・・
その後、手術の日は決めずに、11月にする「視野検査」の予約をして、その日は終わりました。
これが59歳の9月頃の話です。
白内障手術についてはしばらく保留に。
11月の視野検査では、やはり左目で見えない部分がありました。この緑内障の方は進行しているのかどうかはわかりません。薬は継続して緑内障と白内障の目薬をつけています。
「白内障の手術をしても、こちら(視野欠損)の方は治りませんよ。」
A眼科と同じように念を押されました。
手術については、12月、1月にはしないことにしました。手術後2月や3月に片目が見えないのはちょっと仕事に影響するからです。
また、3月の退職間際や直前に手術するのはちょっと時期的にあまりよくないかなと思いました。
次の診察は2月です。
半年後の7月に手術することに決めました。
C眼科での2月の診察の前に、A眼科に1回、コンタクト併設のB眼科にも1回行く機会がありました。
A眼科で手術の時期について聞いてみたら、
「急ぐ手術ではありませんが、手術の日は決めてしまった方がいいですよ。よく先生と相談してね」
というアドバイス的な話でした。
コンタクトを買うために診察したB眼科では、
「実際に手術する先生は、自分でははっきり言いませんね」
患者さんが自分自身で手術を決心するように持っていくということかな・・・
そんなわけで2月の診察では、ついに決めました。
7月に手術をすると。
お盆前の時期に仕事を休めるように。このときなら休めるという確証がありました。
また2月には、退職後の転職先も決まっていたので、安心して手術の日を決めることができたのです。
ほぼ半年先に手術の予定を入れる患者さんなんてほとんどおらず、先生はカレンダーを7月までめくって私の名前を1番最初に予定に書き入れました。
やっと決まったか、という感じで。
次の診察は5月です。
つづく
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