あなたは自分の力を信じていますか?
自分の能力や価値を信じることが、すなわち「自信」ということなのですが、バスケット日本代表のホーバス監督は、日本人が自分の力を信じていないことが弱点だということを、野球の栗山監督との対談で話していました。
私もそうなのですが、なぜ日本人は自分の力を信じられないのでしょうか?
自信がない、自分を信じられないのはなぜだろうか?
常に自信がないというわけではありません。
自信をなくしているのは、エネルギーが不足しているからです。
なぜエネルギーが不足しているのか、エネルギーが不足しているとはどういうことなのか、考えてみたいと思います。
自分の価値観がぶれているのか
あなたは自分の「価値観」ってこういうものだと言えるものがありますか?
そう問われると私は困ってしまいます。
そもそも価値観って何だろうというわけです。
「価値観が合わない人」っていうのは簡単に見つけることができます。別に価値観を引っ張り出さなくても「合わない人」っていますからね。
そういうときの価値観ではなくて、一般に価値観とは、人生観とか仕事観とか恋愛観のように〇〇観と言われるものと考えていいようです。ここではそういうことにします。
この価値観がブレブレなのですよ。というかはっきり言える価値観というものが私にはないのです。
・あなたの人生観について話してください。
・あなたの仕事観について話してください。
・あなたの恋愛観について話してください。
まるで面接みたいですが、このように聞かれてすらすらと話せることがない。
いつもそういうことを哲学的に考えていればですが、考えているわけがない。
60年生きてきて、人生観について深く考えたことがないというのが正直なところなのです。
自信が持てる「軸」がないのか?
自分の考えを決めていくときに、軸になることは何ですか?と聞かれても、その軸が何なのか答えることができません。
あるときは右に寄ったり左に寄ったり。
別に政治的なことを意味しているのではなく、ふらふらしているだけです。
何を根拠に行っているのか自分でもわかっていない。自覚していない。
常識でしょ、とかいいアイデアだね、という感覚でしか物事を決められない。
決めたとしても、何か良からぬことが起きるのではないだろうかと予測したり、うまくいかなかったらどうしようと考えたり。
そういうことだから、自信をもって決めている感覚がないのです。
中途半端な自分を信じられない
なので、どんどん自分を信じられなくなっていきます。
根拠があるわけではなく適当に決めているのですからね。
論理的に考えたはずなのに、あとから考え直してみるとやっぱりやめておけばよかったとか、こっちのほうが良かったとか、結構後悔することが多かったりする。
そんな自分が信じられないのです。
こんなことばかり書いていると、「自己肯定感が低い」とひとくくりで言われるのでしょうね。
まとめ 自信がないのはエネルギーが足りていないから
いろいろと書いてきましたが、自分を信じられなかったり不安な気持ちになったりする理由は単純です。
エネルギーが不足しているからです。
自分がネガティブな思考になっているときは、「疲れているんだな」とか「エネルギーが足りないんだな」と自覚しましょう。
そして、調子がいいときの自分を思い出してみましょう。
そうすれば、調子のいいときの自分は今の自分とは絶対に違うはずです。
自分はこんなネガティブ思考な人間ではなかったということを思い出すはずなのです。
どうすれば自分を整えられるのか、それはそれぞれ個人ごとに違うでしょう。
食べ物であったり、スポーツであったり、散歩であったり、さまざまです。
それができれば自信を取り戻すことができます。
タイトルにもありますが、自信がない人生はつまらないじゃないですか。
ホーバス監督は、日本人が自分の力を信じていない、つまり日本人は自信を持てないでいるということを言いましたが、日本人が疲れている、日本人のエネルギーが不足しているということかもしれません。
ひょっとして、日本全体が疲れているということですか?
逆に、日本全体の調子が整えられるようになれば、前に進むことができるんでしょうね。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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