大人の休日倶楽部パスを使って改札を通るとき、切符をチケットホルダーなどから取り出すのが面倒だと思ったことはありませんか？
指定席券をすでに何枚も持っているとき、どれを入れるのか迷ってしまうのです。
でも、私は改札を通るとき、ある方法で出入りをするようにしています。
これで面倒なことをある程度しなくて済むようになったので、ずいぶん楽になりました。
その方法とは、大人の休日倶楽部パスのメインとなる１枚目の切符だけを改札に入れるという方法です。
詳しく解説します。
１枚目だけを改札に入れる
大人の休日倶楽部パスは、自由席ならば新幹線でも特急列車でも乗ることができます。
実は指定席を確保した列車に乗る場合でも、指定席の切符を持っていれば、その指定席券を改札に通さなくても乗ることができるのです。
東北新幹線でいえば、「はやぶさ」は全席指定なので必ず指定席券は必要ですが、「やまびこ」は自由席があるので、大人の休日倶楽部パスの切符１枚で指定席券がなくても乗車できます。
大人の休日倶楽部パスの大きなメリットですね。
はやぶさ・やまびこは何本も出ていますから、改札を通るときはどちらに乗車するのか判別しているわけではありません。
ですので、改札に入るときは、いちいち指定席券を一緒に入れなくても入ることができるのです。
通常は２枚の切符を改札に入れる。
いつもですと、新幹線に乗車する場合は「乗車券と指定席券」または「乗車券と自由席特急券」の２枚をいっしょに改札に入れます。そうしないと改札は開かないはずです。
大人の休日倶楽部パスの切符を入れる場合も指定席券といっしょに入れてもいいのですが、最大６枚の指定席券を同時にもっている場合、どれを入れればいいのか迷います。
でも、大人の休日倶楽部パスの１枚目だけを入れればいいのだとしたらどうでしょう。
とっても楽ちんですよね。
わたしは大人の休日倶楽部パス利用の３回目くらいからそうしています。
次の新幹線に乗るための指定席はどれだっけ？と探す必要がないので、とっても楽になりました。
しかし、若干注意が必要かもしれません。というのは、「大人の休日倶楽部パス」のサイトには次のように書いてあります。一番下のほうの「その他」のところです。
・新幹線自動改札機をご利用の際は「きっぷ」本券と指定席券を同時に投入されるようお願いいたします。これにより、車内での改札を省略させていただいております。
指定席券がいらないというわけではないのです。指定席券についても改札は当然必要です。
ですので、もし、もしもですよ、車内改札で声をかけられた場合には、もちろんちゃんと指定席券を見せられるよう準備をしています。
不正な乗車をしようとしているのではありませんよ。
車掌さんには「わざわざ車内で改札していただいて申し訳ありませんでした。」と丁寧にお詫びいたします。
参考までに、JRではないのですが、民営鉄道協会のホームページには「改札」について次のようにあります。
改札
旅客が携帯している乗車券類が有効かどうかを確認することを「改札」といいます。
普通は、ホームに出入りするときの改札口で行います。車掌が車内やホームで改札するときもあり、これは「検札」とも呼ばれます。確認する内容は、運賃や料金、発着駅名、日付、有効期間、途中下車印などです。
大人の休日倶楽部パスの利用最終日でも、切符は戻ってくる。
大人の休日倶楽部パスを使って、最大５日間の旅を楽しんで来たとき、最終日であっても１枚目の切符は戻ってきます。
これは大人の休日倶楽部パスを１度経験したらわかることです。
旅行の切符が手元に残るので、いい記念になります。
ところが、旅行が終わって帰ってくると、この切符を取らずに改札から出て行ってしまう「大人の休日倶楽部会員」が多いようですね。
仙台駅ではそのアナウンスがされていました。
「切符の取り忘れが非常に多くなっています。大人の休日倶楽部パスご利用のお客様はお忘れにならないように・・・・」といったアナウンスでした。
１枚目の乗車券と指定席券を一緒に入れた場合、指定席券は戻ってきませんが、１枚目の乗車券は戻ってくるのです。それを取り忘れるのでしょうね。
改札を出ると切符をすべて使い終わるというのが通常のJRの旅なので、大人の休日倶楽部会員の皆さんはその癖が抜けないのかもしれません。
大人の休日倶楽部パスで改札を出入りするときのコツ：まとめ
大人の休日倶楽部パスでJR東日本の駅の改札を出入りする場合は、１枚目の切符だけ改札に入れてみましょう。ちゃんと通ることができますから。
最初は「いいのかな？」と不安に思うかもしれませんが、慣れてくると大丈夫です。
大人の休日倶楽部パスで、自由席を多く利用する方なら当たり前のことですよね。
指定席券を入れないということは、旅行が終わっても指定席券はそっくりそのまま残るということです。
おかげで切符の束がずいぶんたまってしまいました。
こういうものは記念のアルバムやスクラップブックを作って保存しておけばいいのでしょうか。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事があなたの参考になればとてもうれしいです。
「ふるさと納税」を楽天トラベルで利用できるのですね。
＞ふるさと納税で旅行しよう！【楽天トラベル】
