JREポイントとは、JR東日本の比較的新しいポイントサービスです。楽天ポイントやdポイントなどのようなポイントサービスと同じようなものなのです。
楽天ポイントやdポイント・ポンタポイント・Tポイントのようなポイントサービスほど有名ではないので、私も大人の休日倶楽部に入会するまでは知りませんでした。
たまに、駅ビルのお土産屋さんで買い物をしたときに、JREポイントカードは持っていないかどうか聞かれたことはあったかもしれませんが、持っているわけはないので、貯めたり使ったりしたことはなかったのです。
ところが、大人の休日倶楽部に入ってどんどんJREポイントが貯まるようになりました。
さて、JREポイントとはどのようなポイントサービスなのでしょうか?
JREポイントはJR東日本グループのポイントサービス
例えば、楽天ポイントやdポイントのポイントサービスですが、「共通ポイント」なんていう呼び方で呼ばれることもあります。
印象としては、ポイントカード・電子マネー・QRコード決済・クレジットカードなどがそろっているものでしょうか。
グループ | ポイントカード | 電子マネー | QRコード決済 | クレジットカード |
楽天 | 楽天ポイント | 楽天Edy | 楽天Pay | 楽天カード |
JR東日本 | JREポイント | Suica | モバイルSuica | Viewカード |
上の表のような感じでいいのかな。私が利用しているのはほとんど楽天だけなので、楽天とだけ比較してみましたが、間違っていたらごめんなさい。
JREポイントも、一応ひととおりそろっているのですが、QRコード決済のモバイルSuicaがあまり知られてないような。JREポイントのここがちょっと弱点なのかもしれません。
JREポイントの生い立ち・歴史
JREポイントは、2016年からJR東日本の共通ポイントとして始められました。
1 アトレポイントなどの旧駅ビルポイント(JR東日本駅ビル独自のポイント)
2 旧Suicaポイント(Suicaの利用で貯まるポイント)
3 旧ビューサンクスポイント(クレジットカードのビューカードで貯まるポイント)
以上の3つのポイント制度が統合されて、JREポイントという1つの共通ポイントになったのです。
私は自家用車通勤だったので、JRを普段利用していませんでしたし、JRを利用した旅行以外で駅ビルを利用することもなく、統合して新しいポイント制度ができたということは全く知りませんでした。
大人の休日倶楽部に入会した時は、いろんなサイトにJREポイントを登録したり逆にJREポイントのWebページにビューカードやSuicaを登録したり、えきねっとに連携したり、結構大変な作業がありましたが、その理由が上記の1~3の統合であったためということがこれでわかりましたよ。
JREポイントの貯め方はどうすればいいのか?
統合前の3つのポイント制度を考えてください。そうすればわかりやすいかもしれません。基本の貯め方は次の通りです。
加盟店でのJREポイントカード提示で1.0%貯まる
たとえば、仙台なら「エスパル」という駅ビルがありますが、駅ビルに入っているJREポイント加盟店でJREポイントカードを提示すればポイントが貯まります。下のような緑のマークがあるお店が目印です。
このマークがあるお店では、100円(税抜き)ごとに1ポイントが貯まります。
提示するカードは、「JRE POINT」のロゴが入っているカードならOKです。私の場合は「大人の休日倶楽部ミドルカード」になります。
さらに、ビューカードの中でも「JREカード」というカードの場合、クレジットで支払えばポイントが通常の3倍(100円で3ポイント)貯まるのです。
そのあたりのことは、あらためて別の記事で調べてみようかと思います。
100円で1ポイントというのは結構大きいと思います。今は200円で1ポイントのポイントカードが多いですからね。
登録したSuicaの利用で貯まる
たとえば、駅のコンビニには「NewDays」「キオスク」がありますが、これらの店舗において、JREポイントwebサイトに登録したSuicaで買い物をすれば、JREポイントが貯まります。下のような黄色のマークがあるお店が目印です。
このマークがあるお店では、Suicaで買い物をすると200円(税込み)ごとに1ポイントが貯まります。「acure」(アキュア)の自動販売機では100円(税込み)ごとに1ポイントが貯まります。
楽天Edyと似ていますね。Suicaは電子マネーですからね。
「登録して貯まる」とあるように、JREポイントwebサイトに登録していないと、Suicaを使ってもJREポイントは貯まりません。
私の場合、大人の休日倶楽部ミドルカードでビューカードは登録したけれど、Suicaの登録を忘れてしていなかったので、JREポイントが貯まらなかったということがありました。注意してください。
また、NewDaysやキオスクでは、JREポイントカードを提示してもJREポイントは貯まりません。なので、大人の休日倶楽部ミドルカードを提示してもJREポイントは貯まりません。
貯まったと勘違いしているのは、ビューカードのクレジット払いにしたのかもしれません。
さらに余談ですが、「大人の休日倶楽部パス」の切符をNewDaysで提示すると10%引きになりますが、このときもSuicaで買わないとJREポイントは貯まりません。
私もこのあたりで混乱していたのかもしれませんね。大人の休日倶楽部パスが絡んだので、さらに訳が分からなくなっていたのでしょう。
ビューカード(クレジットカード)の利用で貯まる
ビューカードは、JR東日本が発行するSuica一体型のクレジットカードです。
以前まで、ビューカードの利用で貯まるポイントはビューサンクスポイントでしたが、JRE POINTに統合されました。
買い物をしたときに、ビューカードで決済すると、ご利用先に関わらず、つまり駅ビルでなくても、クレジット請求額確定時に、1,000円(税込)ごとに5ポイントが貯まります。
還元率は0.5%ですが、200円で1ポイントではなく、1,000円買わないとダメだということなのでしょうか。
また、つぎのような「Viewプラス」という利用をすると、還元率が高くなるようです。
・えきねっと
・モバイルSuica定期券
・Suicaへのオートチャージ
JREモール、Viewショッピングステーションの利用で貯まる
これらの2つは、JR東日本のネットショップです。ポイント還元率がいろいろ絡んでいて複雑なのですが、くわしくはそれぞれのサイトを見ることをお勧めします。
Viewショッピングステーションは、ビューカードを決済時に利用することによって、1,100円(税込み)で5ポイントが貯まります。Viewショッピングステーションには、アマゾンや楽天も入っていて、アマゾンや楽天で買い物をするときに、Viewショッピングステーションを経由して購入すれば、ポイントが倍付けになったりします。楽天で買い物をするときは、楽天カードで決済するとポイントが倍になりますが、ビューカードで決済したいときはViewショッピングステーションを経由すればいいということですね。
JREモールもネットショップなのですが、Viewショッピングステーションとは販売しているものが全然違います。JREグッズなども販売していますよ。
また、JREモールのポイント付与のルールもちょっと変わっています。まずJREモールに会員登録をしないとポイントが付きません。さらに、JREポイントwebサイトから、JREポイントに連携します。もちろんJREポイントの会員登録は済んでいますよね。
そうすると、JREモールで買い物をすれば、
・1個の商品で、100円ごと(税抜き)に1ポイントが貯まります。(このポイント付与方法に注意)
・注文合計金額100円ごと(税抜き)に2ポイントが貯まります。
・ビューカード決済で1,000円ごと(税込み)に5ポイント貯まります。
合計でおよそ3.5%の還元率となるのです。結構貯まりますよね。
まとめ:JREポイントが貯まる店はどこか?
復習になります。
このマークがあるショップでJREポイントカードなどを提示すると100円で1ポイントが貯まります。
このマークがあるショップで登録したSuicaを使って支払うと、200円で1ポイントが貯まります。
自動販売機の「acure」では、登録したSuicaで支払うと100円で1ポイントが貯まります。
2つのマークがあるショップでは、JREポイントカードを提示して、登録したSuicaで支払うと、ダブルでJREポイントが貯まります。
駅ビルや街中の買い物でビューカードで決済するとJREポイントが貯まります。
ネットショップの「Viewショッピングステーション」や「JREモール」で買い物をするとJREポイントが貯まります。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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