【続編】運休から始まった奇跡の旅——東能代駅から新青森駅まで、まさかのタクシー移動の全記録!

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それではごゆっくりとご覧ください。

駅舎に集められた約16人の乗客、さてこれからどうなるのか

目次

最後の4人の行方は?

まず最初は青森駅に向かう4人組の家族がタクシー乗り場に誘導されました。

少しだけ時間が空いた後、2台分の8人が誘導されます。こちらも青森駅まで。

さて、最後に残されたのは、大館駅まで行く1名、弘前駅まで行く1名、浪岡駅まで行く1名、そして新青森駅まで行く私。

しかし、しばらくたっても誘導の駅員さんはなかなか来ません。タクシーが来ないのでしょうか。

まさか、青森に向かったタクシーが戻ってくるまでお待ちくださいなんて・・・そんなわけないよな。

待っている間に、青森駅を出発したリゾートしらかみ2号がずいぶん遅れて東能代駅に到着。ここからはバスに乗り換えて秋田駅に向かうことになるようです。いっとき駅の中が賑やかになりましたけれども、バスに乗客が乗り込むとまた元の状態へ。

ここで秋田駅に行って秋田新幹線で仙台に戻ることも考えられましたが、タクシーで新青森まで行くと決断した以上、新青森駅に向かいます。

東能代駅から大館駅へ

さて、ようやくタクシーが来たようです。

タクシーに乗り込むときは雨が最悪の土砂降り状態。びしょぬれになりながら、私は最後に降りるので一番奥の席へ。

あと順番に、弘前で降りる方、浪岡で降りる方と乗り込み、大館駅で降りる方は前の席へ。

いよいよ出発ですが、時刻は14時30分ごろだったかなあ。私が乗車する新幹線は新青森駅17時22分発のはやぶさ34号東京行きです。あと3時間くらいあるけど間に合うのかどうか・・・。

東能代から大館までは、高速道路が部分的に開通しているのですが、最近の大雨で土砂崩れがあり、今は通行できないということで、ずっと国道を行くことになりました。

最初は賑やかに話をしたりしましたが、皆さん疲れているのかだんだんトーンは静かになってきました。

でもタクシーはほとんど信号に引っかからず順調に走っていきます。

大館駅に到着すると、駅前には「秋田犬の里」という施設があり、観光スポットとなっているようです。

秋田犬会館とともに、秋田犬に会える施設なので、今度来る機会があったら是非寄ってみようと思いましたよ。

大館駅には15時30分頃到着しました。

私が高速代を出すしかない…? 弘前への“もどかしい決断”

大館駅で1人降りた後は弘前に向かいます。東能代から大館駅まで約50キロ。1時間弱の道のりでした。

弘前駅までも同じくらいかなあ。距離感覚はわからないなあ。県境はちょっとした峠だしなあ。

ここも高速道路を利用するメリットはなく、国道7号を通って弘前まで向かいます。実は高速道路は通らないということを運転手さんに聞いたのはこのあたりでした。高速道路の利用料金はJRでは持ってくれませんよ、と。

ええっ!そうなの!それは新青森に時間までに到着できるかどうか危ないではないか!!!

せめて碇ケ関から東北自動車道に乗るとか、弘前を出たら高速道路に乗るとかしてくれると思っていたら、すべて下道をいくなんて・・・

県境を超えるあたりでは、「私が高速代を出すので、碇ケ関ICから大鰐弘前ICまででも高速道路を使ってください」と言おうかどうかずっと悩んでいましたよ。

でも他の人たちの「高速使っても使わなくても、ほとんど変わらないよ」という言葉に、黙ってしまいました。

実はこの時私の頭の中にはちょっとしたプランができていて・・・

弘前駅16時15分発の普通列車に乗ることができれば、新青森駅に16時57分に到着するので、余裕で新幹線に間に合うというものでした。

碇ケ関ICから大鰐弘前ICまで高速道路を使えば、もしかしたら弘前駅16時15分発の電車に間に合う可能性があったのです。

でもあきらめました。

さて、わたしは新青森駅で、予定の新幹線に乗れるのでしょうか???

またまた、つづく・・・

さくら

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